紅葉見頃迎える青葉湖 秋の屋形船遊覧運行
秋の紅葉が見頃を迎えています。
八戸市南郷地区では、10月28日から青葉湖にて屋形船の遊覧運行が始まっています。
広い湖を船で進みながら、周りの色鮮やかな紅葉を見て楽しむことができます。
青葉湖は新井田川の上流にある、総貯水量35,600㎥の巨大ダム湖です。
青葉湖という名は、この地に逃れた平家の武将が持参したとされる、青葉の笛伝説に由来して命名されています。
ダムに青葉湖という愛称をつけた人々の思いは、はるか源平の時代を超えて飛鳥の時代まで遡り、夢の伝説を彷彿とさせます。
世増ダムは、建設当時に、世増、畑内、砂子、水吉など各地区で、縄文、弥生、平安時代の遺跡が次々と発見され、遺跡発掘を進めながら27年の歳月をかけて2003年に完成。
湖底には、ふるさとに別れを告げた71世帯の人々の思いとともに、いにしえの人々の足跡が静かに眠っています。
また青葉湖は、春の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色を湖面に映し出す見事な一大パノラマ公園でもあります。
さらに、ダムには新世増橋、新水吉橋、そして水面からの高さでは日本一高い長倉大橋の3つの橋があり、橋から見渡す景観はまた格別に雄大で、四季を通して遊歩道を散策して楽しむことができます。
青葉湖の屋形船遊覧運行は6日月曜日まで行われています。
チケットはローソン・ミニストップの全店で購入でき、販売期間は4日日曜日までとなっています。
お問い合わせは、南郷観光協会が受け付けています。