HTV週間トピックス

八戸市お話弁論大会 弁士23人 熱弁振るう

八戸市内の小学生と中学生が自身の体験などをもとに意見を発表する「お話弁論大会」が開催されました。


4日水曜日、三条中学校で第76回八戸市中学校お話弁論大会が開かれ、市内中学校から23人の生徒が出場しました。

この弁論大会は青少年の健全育成と、生徒たちに正しく自分の意見を述べる力を身につけてもらおうと、八戸市連合PTAが毎年開いているものです。

大会では、飢餓や貧困の問題を受けて想像力や共感力について語ったものや、自身が病気を患った体験から感じたことや気付いたこと、多様性やSDGsといった国際社会で注目されているキーワードを用いた発表など、弁士は来場者へ向けて様々なテーマを堂々と語りかけました。

最優秀賞には「おじいさんが教えてくれたこと」という演題で発表した、中沢中学校2年の曽我 柚稀さんが選ばれました。

表彰のあと、荒谷達也審査員長は「社会にいろいろ目を向けていて素晴らしかった。自分の意見をまとめ相手に伝える場面では、この弁論の経験を役立ててほしい。また、他人の意見もよく聞き、尊重できるようになってほしい。」との講評を述べました。

八戸市お話弁論大会・小学校の部は、10日火曜日、八戸市福祉公民館で開かれる予定です。

また、八戸テレビでは小学校・中学校ともにすべての発表を放送します。放送日時は、小学校の部は11月11日土曜日と25日土曜日の午後3時から、中学校の部は11月12日日曜日と26日日曜日の午後3時からとなっています。市内小中学生が熱弁を振るう姿をぜひご覧ください。