八戸市美術館 第43回東北建築賞「作品賞」受賞
八戸市美術館が第43回東北建築賞にて作品賞を受賞しました。
東北建築賞は、東北地方の建築文化や環境形成の向上に貢献する優れた建築作品を表彰するもので、一般社団法人日本建築学会東北支部が主催しています。
43回目を迎えた今年は、小規模建築物部門9作品、一般建築物部門22作品、計31作品の応募があり、これらの中から八戸市美術館を含む4作品が作品賞に選ばれました。
日本建築学会東北支部が発表した資料によると
▽八戸市中心市街地に位置し、様々な形の植え込みやベンチなどがある広場を中心に市民が気軽にアプローチできる
▽解放的な大空間「ジャイアントルーム」では休憩・展示・製作のスペースとして市民が自由に参加しやすい
▽ギャラリーやスタジオ、ホワイトキューブなど、どの部屋もジャイアントルームに面していて、組み合わせによって多様な使い方が可能
などといった講評がなされています。
単なる芸術作品の展示スペースではなく、アートの枠を超えた市民の様々な活動が期待されるコミュニティ施設であることが評価されたポイントだということです。